
2018年07月19日 辻村深月・・・ にハマる のつづきです。
11月となり秋が深まりました。。秋の夜長は、、、読書も良いでしょう。
辻村さんのは7月から随分とたくさん読めました。ついつい続きが読みたくなります。ハマるというよりもなんかもう中毒みたい。
ちょこちょこ続きを読んでかなり時間とられました。長編も結構ありますが、後半は一気読みしてしまう人が多いのではないでしょうか。
読まされてしまう・・という感じです。
この方の作品はミステリーとか、ファンタジーとか、青春小説、恋愛小説,とかいろいろ言われますが、エンタメ小説とういうのが一番当たっているかなと思います。
若干不思議で空想めいた、SFっぽいのもあったり。
なかには殺人事件や流血シーンもあります。
私くらいの年代でハマる人は多いかわかりませんが、若い人には特に人気があります。
子供が主人公のものは小学生、中学生でわかるような書き方ですし 読みやすいです。
子供から大人まで楽しめます。10代の子とかハマりそう。
引き込まれるし、ハラハラするけどラストはホッとする、思いがけない結末であったり、エピローグまで読んで作者の愛情を感じるものが多いです。泣けるのも結構あります。
子供、最近の若い子、若い人の心理 内面 ダークな部分も含めて 良く描かれています。
また、少ないですが深刻な最後のもあります。
作品は現代社会の問題 不登校 いじめ 虐待 恋愛事情 10代の妊娠 婚活 妊活 母親と娘の関係 家族関係 友情 を描いたものと多岐にわたります。
辻村さんは現在30代、マンガ、SF,ミステリー、怪談、ホラーを愛してきた人です。ゲーム世代でもあります。
だから違った発想ができるのかなと思います。
空想めいたのがありますね。
今はお子さんが二人いて、結婚 出産 子育ても経験ありなので これからますます幅が広がりそうです。
そして作品同士でつながりがあるというか、同じ人物が違う小説で登場するのがあります。
リンクしているんです。あ、あの子がその後そうなったのか、、とか、この人の子供の頃はこうだったのか、、という具合に。それが読んで行って最後に分かる場合もあるので、再び読め返したり ついつい次から次とたくさん読んでしまうんですね。作者もそれぞれのキャラクターを生かして楽しんでいるかのようです。
キャラクターの中に自分のある部分を、または誰かを想像してあてはめたりできます。
「凍りのくじら」、「ぼくのメジャースプーン」 「名前探しの放課後」 「冷たい校舎の時は止まる」(デビュー作) 「スローハイツの神様」「子どもたちは夜と遊ぶ」「光待つ場所へ」(短編集)は登場人物になんらかのつながりがあるので全部読みたくなりますし、読むとなるほど、、となります。
web上で書評を読むと読む順序を書いている人が結構いるので意味が分かります。
上の画像は、スクリーンショットで撮った、私の本棚、、と言っても家のではなく、
ウェブページ札幌市の図書館に登録してある、私のページ、マイページで作成したリスト。何を借りたか読んだか忘れるのでリスト作っておきます。
この図書館サービス大変便利です。インターネットで貸出予約 延長可。
市内の蔵書を検索して取り寄せてもらい 近くの図書館受け取り、一度に10冊まで借りられます。
辻村さんの本はこれまで、20冊以上読んでいます。
最初は知り合いから借りた「かがみの弧城」2018本屋大賞・・これで知ってからハマりました。
リストに入っていませんが「朝が来る」「水底フェスタ」「盲目的な恋と友情」 も読みました。
以上の本は、札幌市内の図書ではわりとすぐに借りられました。
以下は予約済みで、順番が50番~270番くらい。来年以降、いつになるか分かりません。
青空と逃げる 中央公論新社 2018/3
嚙みあわない会話と、ある過去について 講談社 2018/6
東京會舘とわたし 上 旧館 毎日新聞出版 2016/7
東京會舘とわたし 下 新館 毎日新聞出版 2016/7
クローバーナイト 光文社 2016/11
最近のものばかりです。
買ってまでとは思わないですね。いつでも、あくまでも図書館利用。。
辻村深月さん、今年4月に本屋大賞をとってさらに人気のようです。
予約の本がしばらく回って来そうにないので
またハマれる作家を探さねば、、、秋、冬の夜長を過ごすために。
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