今年初め頃、図書館で偶然
三島由紀夫の世界 (新潮文庫) 文庫 – 1996/10
村松 剛 (著) を見つけました。三島由紀夫についてあれこれ研究され書かれている本は山ほどあるそうですが、これは良かったです。著者は家族同士の交流もあり、長い付き合い。三島由紀夫について詳しく書かれています。友人ではありますが、客観的にそして、よ~く考えて調べて、思い出して正確に書き残そうとしているのが伝わります。改めてこれの文庫本も購入して何度も読みました。若い頃からの作品についても順を追って書かれていて非常に良かったです。多くの作品を知ることが出来ました。三島由紀夫の誕生以前から最期まで、生涯が分かります。いろいろと話題を提供し、広く海外にまで才能を認められた作家であったと思いますが、これを読むとまた印象がかわりました。
親交のあった米国人記者によります
三島由紀夫 生と死 単行本 – 1998/11
親交のあった米国人記者によります
三島由紀夫 生と死 単行本 – 1998/11
ヘンリー スコット=ストークス (著),これも興味深く読めました。
あとは、長きにわたり師弟関係にあり、お互いに信頼を寄せていた川端康成氏との往復書簡
これは、小説や発表されている作品とは違いお二人の本音が書かれています。派手な印象を持たれがちな三島由紀夫ですが、これらの本を読むと、天才という事実には変わりはありませんが、一途で、真面目、真摯で几帳面、礼儀正しく非常に家族想いということが分かります。人柄がよく出ていますし、作家として成長して行く過程、自分亡き後の家族を川端氏に託す遺書めいた文も見られます。
あと男色家と思われがちですが、それは謎でして、一つの仮面であったかも知れません。
昨年没後45年、生誕90年〜という事で一つの区切りでした。もうそんなに経ったんですね。時が経過してかつて関わりのあった女性を題材にした
これも面白く読みました。他にも、初めて戯曲「朱雀家の滅亡」や、来年映画が公開されますSF風小説「美しい星」これ、読みかけのままにしていた小説でしたが読み終えると大変面白かったです。風刺も効いているしユーモアもあり、相当前に書かれていますが、現代に通じるものあります。映画は現代風のアレンジされると思いますがテーマは共通と思います。他にも文壇デビュー前の作品など何冊か読み、ますます惹かれます。最初に読んだのがたまたま家にあった「午後の曳航」という小説ですが、これから読み始める人も少ないでしょう。海外で映画化されています。この本をきっかけに三島由紀夫の世界にハマる、、、という事態となりました。。今年思い切って、三島由紀夫作・主演の短編映画「憂国」のDVDをアメリカAmazonで取り寄せました(日本のよりうんとお安いので)が、、やっぱりなかなか観られませんね。小説は静かな感じですが自刃のシーンが、、、どうしてもね。。持ってるだけになってしまうかも。。まだまだ読む本は沢山ありそうです。
長くなりました。。只今iPadminiで更新してます。うまくでできるかな。。関東の夏は暑いです。
~現在南関東にステイ中~

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あとは、長きにわたり師弟関係にあり、お互いに信頼を寄せていた川端康成氏との往復書簡
これは、小説や発表されている作品とは違いお二人の本音が書かれています。派手な印象を持たれがちな三島由紀夫ですが、これらの本を読むと、天才という事実には変わりはありませんが、一途で、真面目、真摯で几帳面、礼儀正しく非常に家族想いということが分かります。人柄がよく出ていますし、作家として成長して行く過程、自分亡き後の家族を川端氏に託す遺書めいた文も見られます。
あと男色家と思われがちですが、それは謎でして、一つの仮面であったかも知れません。
昨年没後45年、生誕90年〜という事で一つの区切りでした。もうそんなに経ったんですね。時が経過してかつて関わりのあった女性を題材にした
これも面白く読みました。他にも、初めて戯曲「朱雀家の滅亡」や、来年映画が公開されますSF風小説「美しい星」これ、読みかけのままにしていた小説でしたが読み終えると大変面白かったです。風刺も効いているしユーモアもあり、相当前に書かれていますが、現代に通じるものあります。映画は現代風のアレンジされると思いますがテーマは共通と思います。他にも文壇デビュー前の作品など何冊か読み、ますます惹かれます。最初に読んだのがたまたま家にあった「午後の曳航」という小説ですが、これから読み始める人も少ないでしょう。海外で映画化されています。この本をきっかけに三島由紀夫の世界にハマる、、、という事態となりました。。今年思い切って、三島由紀夫作・主演の短編映画「憂国」のDVDをアメリカAmazonで取り寄せました(日本のよりうんとお安いので)が、、やっぱりなかなか観られませんね。小説は静かな感じですが自刃のシーンが、、、どうしてもね。。持ってるだけになってしまうかも。。まだまだ読む本は沢山ありそうです。
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