ツインズ  撮影nakachan   (札幌円山動物園のシロクマの親子です)
ツインズ5月4日にNHKで放送された「自閉症の君が教えてくれたこと」良かったです。只今各国でもベストセラーとなっている「自閉症の僕が跳びはねる理由」を書いた東田直樹さん → プロフィール  とその本を翻訳したイギリスの作家、、David Mitchell 氏(息子さんが自閉症)影響を受けた海外の読者などが出演していました。私の知り合いにも自閉症おります。同じです。多動であったり、ぴょんぴょん跳ねたり、こだわりが強かったり、人の言うことは理解できるが言語、話が上手くできない、、思い通りにならないとパニックのようになったり、奇声や声は発するが言葉は出ない、、、となると重度の自閉症となります。
1時間ほどの番組で半分以上は涙、、涙。映画でもこれほど涙したことありません。それは、悲しい涙ではなく感動の涙です。東田直樹さんは、通常の会話はなかなか上手くできませんが、ローマ字の文字盤を使いながら声を出して話をします。文字に興味を強く抱くお子さんだったので、お母さんが上手くそれを導き、とても文章を上手く書きます。童話も書いています。今は22才、作家、です。書いた、エッセイや文は・・
・・・障害があることで回りの人、家族は悩まないで下さい。  家族の悲しむのはいやで喜ぶのを見たいです。 自分に障害があることで家族は負担に思わない様に接してくれた事が良かった 、、怖い事は人の視線です、、等は良く解ります。楽しいと思うことは。。。の問いには家族と過ごす時、、自分の本を読んでくれた人が喜んでくれること。。だそうです。
自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)
東田 直樹
KADOKAWA/角川学芸出版
2016-06-18


軽度、重度も含めますと100人に1人は自閉症なのだそうです。統合失調症も程度の差はありますが同じ割合です。障害のある人の家族は最初とても苦しむと思いますし、どう接して良いのか悩むと思います。この本は世界中の同じ障害を持つ人々、家族にとってはすごく大き桜冠の路な励みになり、理解出来ない自分の子への接し方、考え方を大きく変える本だと思います。そして番組後半、専門の医師による、脳のMRI検査についての説明があるんですが、東田さんは言語を理解する部分と、話をする部分の脳は機能しているが、それををつなげる部分がうまく行ってっていないのでは、、と言うのこととと、それとは別に、他人の意図を読み取るという脳の部分が非常に発達しています。だから豊かな文章表現が出来るのではないかと言うことでした、。人は障害、または機能できない部分があるとそれを補おうとする別なところが発達するのだそうです。          桜冠の路. 撮影  nakachan

この番組の前日にBSで、立花隆さんの「人間の意識の世界」と言うのを見ましたが、これも大変興味深かったです。ここ20年くらいでいろいろな科学、研究も進みましたが、こころ、脳、意識などまだまだ解明されていないことも多いです。でも大人の発達障害やアスペルガーなども社会で生活していて辛い思いをしてきても、それが解ると、対処の仕方があるそうですし。。  最近のドラマで見ているのは同じく障害者をテーマにした「アルジャーノンに花束を」ですが、コレも毎回泣けます。原作も昔読みました。
でもフツウ っていう基準がよく分かりませんね。                        
我が家の子たちも、いわゆるフツウ一般には進んで来られなかった部類ですが、いろいろ悩んだりもしましたが、やっぱり経験できて良かったことも多かったので、生まれてきてくれて  ありがとう・・ですね。。
以上、本日は子どもの日なので真面目に書いてみました。

本は早速図書館予約しました。                    
東田直樹オフィシャルサイト  →「自閉症の僕が跳びはねる理由」
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