妖紫花
                      妖紫花 撮影 nakachan
大雨が続いた北海道でした。本州では6月に咲く花、、北海道ではだいたい7月に紫陽花が咲きます。うちのお庭でも今咲いています。そしてかなり秋が深まるまで咲いていて、ドライフラワーにもしやすいです。花言葉は、”心変わり” ”移り気” ”浮気”だそうです。”辛抱強い愛情”  というのもあります。
ひさびさの渡辺淳一  「あじさい日記」上下巻 ようやく読み終えました。読みやすかったです。渡辺淳一72才 の時の作品です。お元気でしたね。その2年前に「愛の流刑地」を書き話題になってます。それの数年前に「別れぬ理由」を書いてドラマにもなりました。この作品とも共通するところがあるような。

40代の夫婦の物語。収まるべきして終わった、、、読みやすくて、倦怠期の夫婦にありそうな、お話で、どこの家庭でもそんな雰囲気もあるかな、どうかな、。。夫婦ってやっぱり月日を重ねると変化するものですね。しかし不倫を実行したり、愛人を持ったり。。は、いろんな面で余裕のある方、またとても魅力的、または何か満たされない人、、でないとできませんね。医者である夫の浮気から始まり、妻の日記を隠れ読むうちに、、と言う設定になっています。
50年以上も書き続けた作家 渡辺淳一。2003年(平成15年)に紫綬褒章を受賞されています。
医学関係のものと、男女間の不倫と、、と言うイメージですが、、

札幌医大を卒業、勤務、そして小説家に、、、北海道出身の作家でした。いろいろ過去の作品を読みましたが、全体的に読みやすいです。すごく現実的であったり、親しみやすいもの、心理描写が上手いもの、またドロドロとしたものや、シリアスでクールで残忍なもの、と様々です。
先日渡辺淳一文学館に行って音声ガイドを聞き、「阿寒に果つ」はモデ ルがおり自分の体験をもとに書かれてい る・・のは知っていましたが、ほとんど事実だったとは知りませんでした。主人公は天才画家で美人、何人もの男性と、、とスゴイ女子高生だったんですね。70年代に映画化されているのですが、、見られるかな、、DVDにはなってないような。。。
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