淳一館表
本日6月25日、念願であった渡辺淳一文学館へようやく行けました。
渡辺淳一氏は今年4月に80歳で他界されました。
jpg中島公園の西側、自然が残った落ち着いた雰囲気の中にあります。淳一写真jpg
我が家にファンがおり、たぶんうちにある本で一番多くあるのは渡辺淳一のだと思います。
しかし2000年以降の作品は少なく、前期中期の作品ばかりです。
数々のベストセラー、映画化、ドラマ化、、売れっ子作家でした。
 過去に医者であって、そして小説家、、珍しいです。文章は読みやすいです。医療を絡めた小説は説得力があり、そして人間の深層心理の描写が上手いと思います。訪れたこの日は晴天、そして館内は落ち着い雰囲気で、ゆっくり渡辺淳一ワールドが楽しめました。入場料300円。そして音声ガイド(渡辺氏の肉声によります、生い立ち、紹介などが聞ける約25分)が200円で借りられます。地下にホールがあり、演奏会、イベントが催されることがあります。階は渡辺氏の生い立ち、経歴、生原稿、創作メモ、取材時の写し、下書きなどの貴重な資料、、氏の趣味なども紹介されています。ここは見所満載です喫茶本棚展示室と特別展示室があります。ここで、埼玉から来ているという方に遭遇。お互い好みの小説を紹介しあいました。こういう出会いも良いものです。
私が最初に読んだのは阿寒に果つ これ、気に入っています。渡辺氏の高校時代の初恋の人、実存のモデルがおりますが、彼女の写真もありました。なかなか個性的な美女です。これが、氏の男女間の情愛を知る最初の出来事であったそうです。
ここ中島公園近辺は、なかなかよろしいです。周りにすてきなカフェ、レストランがあります。それについては次回、、、ご紹介したいと思います。
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