湖面に映った北斗星 撮影 nakachan
たまには、洋物をと思い、一度は読みたかった 嵐が丘 と ジェーン・エア を借りてきました。英国の19世紀半ばのお話となります。.今では古典となるんでしょうか。
映画ジェーン・エアは昨年上映され話題となりました。
どちらもなんとなくストーリーは知っていますが、長編でちゃんと読む機会がありませんでした。一気に読み終えました。死しても一人の人を愛し続ける、ラブストーリーにはなると思いますが、結構つらい内容。嵐が丘は愛憎のからんだ復讐心みたいなはげしい感情もあります。
ジェーン・エア は苦労の末幸せになりますが、孤児であったジェーン、波乱万丈、苦しくもあり、信念を持ち続けて・・・・この時代ですから貧富の差や、階級差や、封建的な風潮など。
この二人の英国の作家ですが作者、エミリー・ブロンテ(嵐が丘) シャーロット・ブロンテ(ジェーン・エア)とは姉妹だったとは実は知りませんでした。
小説は実体験をかなり入れているようで、ブロンテ姉妹とその世界・・これも読みましたのでさらによく解りました。イングランドの片田舎の貧しい牧師の家庭に生まれた姉妹です。学問、文学、美術(絵画)に造詣が深くまた勉強家の家族でした。みな病気などで早亡くなっています。時代が違いますね。日本でいうと、江戸時代末期、明治といったところです。
時代は少しあとになりますが赤毛のアンも似たような孤児のお話で、教師となり、、、カナダのプリンスエドワード島出身のモンゴメリーの作ですが、アンの舞台もこの島です。。お国柄もありますが、全体に穏やかで明るいイメージがあります。、、ブロンテ姉妹は自然環境、家庭環境、時代背景とも重く、厳しいものがあるように思います。
どれも、女子が好みそうな物語ですね。またしても夜中の2時3時まで読んでしまいました。
そのうちDVDレンタルしようと思います。ジェーン・エア 予告編↓

にほんブログ村
コメント